韓国生産技術研究院(KITECH)前院長 Dr. Sangmok Lee氏による特別講演会を開催しました

2026年9月3日(木曜)、韓国生産技術研究院(KITECH)前院長 Dr. Sangmok Lee(イ・サンモク)氏を本学マルチメディアシステムセンターにお迎えし、特別講演会を開催しました。KITECHは韓国を代表する政府系研究機関で、Lee博士は本年6月末まで院長を務められました。また、KITECHには本学出身者(OB)も在籍しており、本学とのつながりも深い研究機関です。

講演は「From Manufacturing to Valufacturing」と題し、韓国における中小企業政策や、鋳造・金型・溶接・表面処理などの「Root Technology(根幹技術)」支援プログラムの立案者の一人であり、講演では韓国のものづくり政策の変遷と将来構想について語られました。従来の「量」を重視した製造モデルから脱却し、"Value(価値)"と"Manufacturing(製造)"を掛け合わせた"Valufacturing"という新たな製造パラダイムへの転換が提示され、AI・デジタルツイン・IoT・産業用ロボットといった先端デジタル技術を根幹技術に融合させることで、製造業を高付加価値な技術サービス産業へと再構築する戦略と展望が示されました。

会場には多くの学生・教職員が集まり、盛会となりました。講演後の質疑応答では学生から数多くの質問が寄せられ、活発な議論が交わされました。講演会終了後には、Lee博士がリージョナルGXイノベーション共創センター(GX棟)およびDXRものづくりオープンイノベーションセンター(DXR棟)を見学されました。

本講演会を機に、KITECHをはじめとする韓国の研究機関との今後の連携深化が期待されます。本学は今後も、国際的な研究機関との交流を通じて、研究成果の社会実装や国際共同研究のさらなる推進を図ってまいります。

ディスカッションの様子
Lee博士を囲んだ集合写真